保育お役立ちコンテンツ
子どもたちに接しながら働く保育士は、ニューノーマルな生活習慣を導入するには難しいお仕事です。
新型コロナウイルスの感染クラスター発生させるリスクもあります。
子どもたちはワクチン接種の対象外になるので、保育士が最新の注意を払う必要があるのです。
そんな中、福岡市が保育士のコロナワクチン接種優先枠を設け、接種を開始しました。
政府公認の特別接種枠
新型コロナウイルスのワクチンを巡っては7月中旬の高齢者接種完了を条件にしていた政府。
医療従事者から65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方と優先順位の考え方を示していました。
そこに福岡市が保育士や教職員などを優先接種した考えを持ち出し、政府も「各自治体の裁量によって柔軟な対応が可能だ」と名言。
自治体独自の対応を認めています。
福岡県をあげて保育士を優先的に
福岡市はすでに保育士を対象とした優先接種を始めています。
今後も幼稚園教諭や学校教職員を対象に優先枠を設けて、子どもたちや高齢者への感染リスクを低減させたいと考えています。
また、北九州市も保育士、教職員などを対象にした優先接種を始める予定です。
接種会場を2箇所で調整中で、来月2週目には開始を予定しています。
上記の自治体を除く福岡県内の市町村も保育士、教職員を優先摂取するため県内6箇所に会場を設置する方針を固めました。
設置場所に該当する市町村を後方支援する形で県が動き、7月中旬の接種開始を目指しています。
保育士のニーズに合わせて
福岡県の優先接種会場でのワクチン接種の予約は早ければ7月上旬から始まります。
接種対象者は保育士だけでなく、学校の教職員、介護サービスや障害者福祉サービスの樹自社など約10万人を見込んでいます。
こうしたワクチン接種の対象年齢から外れている子どもや、重症化しやすい高齢者などと接する仕事の方を対象にしているのです。
感染リスクや重症化を抑えられることが期待されています。
優先接種会場の運営時間は平日の夜間、土日の日中と保育士のニーズに合わせた時間とする予定です。
高齢者のワクチン接種に影響を及ぼさないようにワクチンはモデルナ社製のものが使用されます。
新宿区では20代〜30代の若者の接種を優先させるなど自治体によって柔軟な対応がなされています。
ワクチン接種が可能になった際には子どもたちのためにも早めに予約をとるようにしましょう。