コロナ禍で開催に慎重になっている保育施設もありますが、保護者に園の方針や支援について共通理解を図るために開催をする保育施設もあります。
実際のところ懇談会はどのような目的でどういった準備が必要かをご存知でしょうか。
こちらでは懇談会の準備についてご紹介しましょう。
懇談会を開催するための準備
懇談会のプログラムを考える
懇談会のプログラムを作ります。
話し合いたい内容や、進め方、全体の流れなどを考えて作りましょう。
懇談会で話したい内容については、保護者の方へアンケートをとるのもオススメ。
ICTシステムを導入している保育施設であればさほど手間をとらずにアンケートの回答を得ることができます。
懇談会当日に流れや内容を箇条書きにしてプログラムを作っておけば保護者の方にも流れが伝えやすくなります。
保護者に渡す資料を作る
上記のプログラムを記載したり、話し合いについての資料を作成します。
プログラムにそって懇談会で話す内容をまとめましょう。
都合がつかず懇談会に参加できなかった保護者の方にもわかりやすいような内容の資料作成を心がけます。
保護者の手元において懇談会の後にも確認できる、使える資料を作るようにしましょう。
内容としては懇談会のプログラム、デイリープログラム、クラス目標や年間目標、行事予定など。
それに加えて連絡やお願いを記載しておくとよいでしょう。
参加する保護者の確認
おたよりや送迎の際に懇談会の事前出席確認をすると準備がスムーズです。
ICTシステムを利用すればアンケート機能で出欠確認もしやすいでしょう。
だいたい参加する保護者の人数が確認できたら、人数に合わせて机や椅子の配置を考えられますし、渡す予定の資料を椅子の上においておくことができます。
感染症対策もできるので園内に迎え入れる準備にもつながるでしょう。
園内に迎え入れる準備
懇談会で保育室を利用する場合、しっかりと保護者を迎え入れる準備をしなければいけません。
清潔感を感じられるよう整理整頓をして、清掃をし、消毒も念入りにしておきます。
保護者の方によろこんでいただけるように、子どもたちの作品を壁面に飾るとよいでしょう。
また、こどもの世話をしながらでも懇談会に参加できる環境を整えておくのもポイントです。
授乳やオムツ替えのしやすい場所の確保し、子どもが静かに遊べるスペースを設けるとよいでしょう。
お子さんがぐずりだしたら近くの部屋に移動しつつ、懇談会の内容がわかるようにしておくと保護者も安心です。