保育のお仕事パーフェクトガイド

敬老の日によせて高齢者との交流会を楽しもう

敬老の日が近づいています。
今年は3年ぶりに子どもたちとご年配の方の交流会を復活させる自治会も出ており、保育施設でも子どもたちが老人福祉施設に出向いたり、公民館や保育施設へご年配の方が訪れたりして交流会を行っている模様です。
ダンスや踊りを子どもたちが披露し、ご年配の方とゲームをしたり遊んだりして交流を楽しむのが一般的です。
こちらではご年配の方と子どもたちがどのようなふれあい遊びをしたらよいかアイデアをご紹介しましょう。

ご年配の方と交流するねらい

感謝と敬いの気持ちを育む

敬老の日はお年寄りを敬い大切にすると言う意味があります。
子供たちがご年配の方に対して感謝や尊敬の気持ちを感じられるように交流会を意味のあるものにしたいものです。
ご年配の方に伝統的な遊びを触ったりゲームを一緒に楽しんだりしていろいろなことを知っている、一緒にいて楽しいと感じられるようにしましょう。

豊かな人間関係を育む

ご年配の方との触れ合いの中で年長先年長者への態度や関わり方を育んでいくと言う狙いがあります。
普段ご年配の方と接する機会が少ないと言う子どもたちも少なくないでしょう。
異世代交流を通して、子どもたちだけや保育士以外とのかかわりを経験させてあげましょう。

伝統的な遊びに触れて大切さを感じる

敬老の日の交流行事でお手玉やけん玉といった伝統的な遊びを体験することもあります。
昔から大切にされてきた伝統文化に触れ、その面白さや大切さを味わわせてあげましょう。

ご年配の方とふれあうためのアイディア

敬老の日の保育施設の子どもたちとご年配の方との交流行事で一緒に遊べるアイディアをご紹介します。

手遊び

普段から保育施設で子供たちと楽しんでいる手遊びを披露しましょう。
身振り手振りを大きくするものや昔からある伝統的な手遊びを行うとご年配の方も園児と一緒に遊べます。
「おちゃらかほい」や「いっぽんばしこちょこちょ」などはいかがでしょうか。

お手玉

乳児の手でも柔らかくてつかみやすいお手玉を使って遊んでみましょう。
お手玉が得意なご年配の方を子どもたちはすごいと感じます。尊敬の気持ちを育むことができるでしょう。
乳児期のお子さんの場合は中の小豆の手触りや音、投げて楽しむといった遊びでも十分です。

福笑い

おなじみの福笑いで遊ぶのはいかがでしょうか。
いろいろな表情の顔のパーツや、帽子やリボン、ネクタイといったアイテムを用意しておくとより楽しめます。
できたパーツを貼って、作品として持ち帰るのもよいでしょう。