保育士さんのための就職・転職応援総合ポータルサイト| 保育のお仕事パーフェクトガイド

logo logo menu

保育お役立ちコンテンツ

水遊び・プールの事故を未然に防ぐために
2024/07/05

水遊びやプール遊びは、子どもたちにとって夏の楽しみのひとつ。そのうえ、水の中で遊ぶことは、体力や運動能力の向上、社交性の発達など多くのメリットも。
しかし同時に、水の中には見えない危険も潜んでいます。事故を未然に防ぐためには、保育士が十分な準備と注意を払うことが不可欠です。

 

準備と管理

子どもの体調チェック
水遊びを行う前に、子どもたちの体調を確認します。特に風邪気味や疲れが見られる場合は、無理をさせないようにしましょう。
健康状態が良くない子どもは、他の活動に参加させることも考慮します。

遊び方のルール
水遊びの前に、子どもたちに遊び方のルールを設定し、分かりやすく伝えます。ルールはシンプルで具体的にすることで、子どもたちが理解しやすくなるでしょう。
遊び始める前にルールを再確認する習慣をつけることも重要です。

監視の基本ルール
水遊び中は、保育士が常に子どもたちを見守ることが基本です。目を離さずに、常に全員の安全を確認しましょう。
複数の保育士で交代しながら監視する体制を整え、疲れを防ぐことも大切です。

緊急時の対応
緊急時の対応マニュアルを事前に作成し、全てのスタッフがその内容を理解していることを確認します。
緊急連絡先や救急手順を明確にし、シミュレーションを行っておくことで、実際の緊急時に迅速かつ適切に対応できるようにします。

 

具体的な事故防止策

溺水防止のための対策
溺水防止のためには、常に子どもを見守ることが最も重要です。ライフジャケットの着用や適切な監視体制を徹底しましょう。また、水深が浅くても油断せず、常に安全を最優先に考えます。

転倒や怪我を防ぐための方法
プールサイドや水辺での滑りやすい場所に注意し、子どもたちに走らないよう指導します。適切な履物を使用させることも重要です。転倒や怪我を防ぐために、滑り止めのマットやクッションを設置することも検討してください。

日射病や熱中症の予防
水遊び中でも、適切な水分補給や休憩を取り、日陰での活動を心掛けましょう。帽子や日焼け止めを使用することも効果的です。
特に暑い日には、頻繁に水分を摂らせ、体温の上昇を防ぐための対策をしてください。