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保育士研修を充実させるための心構え
2020/06/05

深刻な待機児童問題への対策がさまざまな観点から打ち出されていますが、どうしても保育士不足は否めません。
保育士の質向上のためにたくさんの研修も設けられています。
保育士の研修を充実させるため、心構えをご紹介します。
研修に参加することで、保育技術の向上はもちろん、自信にもつながるので、こちらを参考にどんどん参加していきましょう。

研修はスキルアップのチャンス

保育士の中には、研修を普段の仕事よりも楽だと考えて真面目に受けない人もいます。
しかし、それはとてももったいないことです。
自分の知らない知識を得る貴重なチャンスである研修。
他の保育施設の保育士との交流のチャンスでもあるのです。
転職を考えている保育士には、とても参考になる情報が満載だととらえましょう。
研修参加者のお互いの園の情報交換をする中で、今働いている園の良い点、改善点が見えてくることもあります。
認可園、認可外、企業内や院内保育所、今注目されている企業主導型保育施設や福祉施設との複合型施設などさまざまな場所で働く保育士が集まるのです。
自分がさほど興味をもっていなかった施設で働く保育士の意見を聞くこともできるでしょう。
転職の選択肢の幅も広がるかもしれません。
転職したばかりの人や、同じく転職を考えている人など研修は新しい人や情報との出会いの場になります。
研修に参加する際にはそのことを頭に入れて、自分から声をかけていく、自分から保育の可能性を広げるという気持ちでいきましょう。

研修の情報をたくさん集める

研修に関しての情報は、保育施設に資料が届けられることがほとんどでしょう。
積極的に研修を受ける気持ちがあることを、事務の方や上司に伝えておけば、ちょっとした情報でも伝えてもらえます。
他にも保育士会や自治体などのホームページやSNSで情報が公開されています。
研修の内容によっては、保育施設側が参加する保育士を決める場合や希望者を募ることも。
資料をみて参加したいというものがあれば申込みをしましょう。
その時のためにも参加する意志があることを積極的に園長や主任に相談しておいてください。

主催する側になることもある

研修には参加する側だけでなく、研修を主催する側になることもあります。
主催する側になった時の心構えも頭に入れておきましょう。

●自分の保育を見られる

自分の働いている園が研修を主催する場合。
他の園からたくさんの保育士が保育の実践を見学にきます。
こういったときには日ごろの保育について発表を行わなければならないこともあります。
普段から見られること、教わったことを人に伝える意識で保育を実践しておきましょう。

●目的をしっかりととらえる

自分の働いている園が研修を主催する場合は、しっかりと研修の内容を把握することが大切です。
研修の目的に沿った保育を実践するための準備をしなければいけません。
事前の準備はもちろん、園長や主任との話し合いをしっかり行い、自分がお手本となるという心構えで当日慌てることがないようにしておきましょう。