小さな園児を相手に仕事をしているとどうしても前かがみになったりして腰に負担がかかります。
そんな保育士の腰痛は職業病とも言えるでしょう。
こちらでは保育士の腰痛を緩和するについてご紹介します。
ストレッチ
職場でできるストレッチ
・痛いと感じたらゆっくり状態を反らして腰を伸ばします。
・患部より上に手を当てて、下方向に押しながらお尻を突き出すように前に上半身を倒します。
痛くない範囲で行いましょう。
自宅でゆっくりやるストレッチ
・腰ひねり
仰向けになり、上体はそのままで片足をひねっていきます。
ひねった方の腕を耳につけて伸ばしましょう。左右に20秒ほどキープして2〜3セット行います。
・膝かかえ
仰向けになり、膝を抱えてお腹に持っていきます。痛くならない範囲で膝を胸の方に近づけましょう。
20秒ほどキープして2〜3セット行いましょう。
・腰そり・腰伸ばし
うつ伏せになり腕で上体を起こし腰を伸ばします。腕はそのままの位置でお尻をかかとの方にもっていき、ももとお腹をくっつけます。
腰を反った状態とかかとにお尻を乗せた状態とそれぞれ15秒ほどキープしてください。
実際に保育士さんがやっている緩和方法
・抱っこ
足を肩幅に広げ、膝を曲げて持ち上げる。
・オムツ替え
オムツ替え台が使えず床でオムツ替えをする場合、正座ではなくお尻もつけて座る。
・床拭き
小さいクラスの床の水拭きは膝をつけて拭くようにする。
・ご飯の介助
前かがみになる場合、立膝をする。
子ども用の椅子に座る場合、腰をひねらずに体ごと園児の方を向くようにする。
・遊び時間
砂遊びなどの長時間しゃがまなければならないときは片方の膝を地面につけるようにする。
腰痛に効くサプリメント
腰痛に効く成分が入っているサプリメントを取り入れます。
・プロテオグリカン
関節などのクッションの役割を果たす「プロテオグリカン」。代謝バランスを改善する効果があります。
プロテオグリカンの減少は腰椎椎間板ヘルニアの原因の一つでもあるので気になる方は摂取をオススメします。
・アセチルグルコサミン
アミノ酸の一種である「アセチルグルコサミン」。
軟骨や関節液に多く含まれ、接種することで痛みを緩和する効果が期待できます。
・コラーゲン
ヒアルロン酸・コラーゲンと聞くとシミ・シワの改善のイメージがありますが、長期接種することで膝や腰など関節の軟骨が少なくなってしまうために起こる関節炎の予防や改善効果があります。
・テアニン
肩こりや腰痛、手足の節々の痛みや疲れなど、保育士が感じるさまざまな痛みへの鎮痛作用が長く続く効果があります。