出産や子育ては、保育士が退職する理由の1つです。仕事の多さから、家庭と仕事を両立できないと感じることが多いためです。それでも家族のため、自分のために出産を経験したら仕事に復帰したいと思うかもしれません。
今回も保育士が子育てと仕事を両立するコツについてをご紹介します。
子育てと保育士の仕事を両立するために必要なこと
●子育てに適した働き方を考えよう
<子どもと同じ園で働く>
メリットとしては、
・子どもの様子がすぐ見られる
・すぐお迎えに行ける
・子どもの体調が悪いとき、早退やお休みをしやすい
保育園の中には子どもと同じ園で働く事はタブーとしているところが多いので注意しましょう。タブーの理由としては、保育園で子どもと顔を合わせることは「先生と園児」ではなく「ママと子ども」になってしまいやすいからです。
子どもと同じ保育園で働ける可能性があるのは、次のような保育園です。
・無認可保育園
・複数の姉妹園がある
<子どもが病気のときの対応策を準備しておこう>
子育てしながら働くときは、子どもが病気になったときの対応策をいくつか準備しておきましょう。
子どもは特に小さいうちは熱を出しやすく、何度も保育園をお休みしなくてはいけないこともあります。快くお休みさせてくれる園もありますが、頻繁に仕事を休んでしまうと気まずくなってしまいますよね。
そんなときのためにいくつか準備をしておきましょう。
・家族や自分の両親に協力してもらう
・病児保育に登録する
最近では、共働きやシングルマザーのためのサービスも増えてきています。出来るだけたくさん対応を考えておきましょう。
<家族に協力してもらう>
子育てと保育士を両立するために、家族にも協力してもらいましょう。どんなにがんばっても自分一人の力では限界があるからです。
例えば行事があるときは1週間前から帰るのが遅くなるなどの仕事内容をしっかりと家族に共有します。お互い仕事について理解しておくことで、家族みんなで助け合えるように説明しておきます。
<時間を節約できるテクニックを使おう>
子育てと仕事を両立するためには家事の時間を短くする工夫をしましょう。仕事で疲れた体では、たくさんの家事を並行することが厳しいからです。
例えば、炊飯や洗濯はタイマーにしておく。朝起きたら洗濯も炊飯も終わっている状態にしておくと朝ゆっくりできます。
また、食材を買うときは宅配サービスを利用することも方法の一つ。素材を自分で選ぶこともできますが、オススメなのは献立に必要な食材と調味料がセットになっているものです。
以下のような会社を参考にされてみてくださいね。
・おうちコープ
・Oisix(オイシックス)
・ヨシケイ
いかがでしたでしょうか。子育てと仕事の両立は、家族の協力も必要不可欠。一方で、家庭のこともしっかりフォローするためには職場での協力も必要です。子育てと仕事の両立は頭で考えているよりも大変なもの。まずは、完璧にやろうとせず、ほどよく手を抜いてやろうくらいの考えも大切です。子育ても仕事も楽しみながら、笑顔で毎日を過ごしてくださいね。