保育士資格を持つ方が転職を考える際、別の保育施設に移ったり、その他の保育士資格が生かせる仕事に就く事も多い事でしょう。
また、主婦などでブランクはあるが保育士資格を持っている方にはどのような仕事が向いているのでしょうか。
こちらでは前回に引き続き保育士資格が生かせる仕事をご紹介します。
児童館
子どものころ訪れた人も多いのではないでしょうか。
児童館で働く職員は児童厚生員とよばれ、保育園と同じく福祉の一環にあたります。
訪れた子供や保護者達と一緒に遊んだり学んだりすることが仕事です。
学童保育
共働きで両親が帰宅するのが遅いなど、小学校が終わった後自宅に一人で待機しなければいけない児童が同じ境遇の児童と一緒に遊んだり学んだりできる施設です。
多くの場合小学校の中に設置されていたり、小学校からすぐ近くに併設されていたりします。
知的障害児通園施設
知的障害児通園施設とは、自宅で生活を行うことができる中度の知的障害児や発育障害をもつ20歳未満が通園する施設です。
知的障害者の方は各人によって障害のレベルが異なります。
中度とはいっても意思疎通が難しい方や苦手な方もいらっしゃいます。障害者に一人一人寄り添った温かみのある指導が必要です。
知的障害児施設
上記の知的障害児通園施設とは異なり、自宅での生活が困難な知的障害児が入所し生活をする施設です。
知的障害児施設は法律で保育士資格を有する保育士を設置する義務があります。
外見年齢にかかわらず、幼児のような行動や思いもよらない行動をすることもあるので、きちんとフォローし、基本的な生活が送れるようにサポートすることが役割です。