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保育士も一緒に楽しむハロウィンの行事
2022/10/07

大人が仮装してパレードをするようになった日本のハロウィン。元はアイルランドのお祭りです。
昨今では保育施設でも取り合い入れられるようになりました。
何かよくわからないけど楽しそうと言う子が多いでしょう。
ハロウィンを成長促すための1つの行事として子どもたちと一緒に楽しんで取り組んでみませんか。

ハロウィンがなんの日か伝えよう

大人でもあまり馴染みがないハロウィンの起源。
面白い仮装をしてパレードをするお祭りになっていますが、本来は日本で言う「大晦日」に「お盆」と「収穫祭」が一度にくるような行事なのです。
アイルランドのケルト人の宗教では、11月1日が新年の始まりで収穫を喜ぶお祭りが行われます。
10月31日は年末、大晦日にあたります。10月31日の日没から11月1日の日の出の時間は、あの世とこの世を先祖の霊が行き来できるようになると言われており、その霊と一緒に悪霊も行き来できるのだとか。ここがお盆と似ていますね。
そして、この悪霊から身を守るために仮装し、かぶ(かぼちゃ)を顔にくりぬいて魔除けにし、「トリックオアトリート(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)」という霊をおもてなしするためのお祭りとなっています。
10月31日の夜は一番ハロウィンが盛り上がる時間ですが、当時のケルト人は悪霊から身を守るために必死に工夫していたのです。

保育園でハロウィンを行うねらい

保育園で行うハロウィンには以下のようなねらいがあります。

想像力・表現力を育む

ハロウィンではさまざまな制作を行います。
現世にやってくるおばけの姿を想像し、作成したり、仮装の衣装を考えることも想像力と表現力を育むことにつながるでしょう。

文化に触れる

実は日本の文化でもアメリカの文化でもないハロウィン。
ハロウィン行事を楽しむことでアイルランドの文化にふれることができます。
おやつでハロウィンならではのドライフルーツのケーキを食べることも海外の文化に触れるよい機会でしょう。

ハロウィン当日を楽しむために

保育施設によってさまざまなハロウィン行事があります。
保育士がおばけやガイコツの衣装を着てお子さんと記念撮影をしたり、給食をハロウィン仕様にしたり、「トリックオアトリート」と先生に言えばお菓子をもらえたり。子どもたちと楽しめるように工夫しましょう。

子どもたちを怖がらせない

おばけやガイコツが怖いと泣いてしまうお子さんもいます。
節分の鬼が来たときの如く泣き叫んで逃げていくお子さんもいるでしょう。
必要以上に怖がらせないように注意が必要です。

保育士も仮装して楽しむ

保育施設の職員みんなで仮装するのも子どもたちがよろこんでくれるでしょう。
保育士が本気で仮装して取り組めば子どもたちも積極的にハロウィンに参加してくれます。