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フリーランス保育士のメリットデメリット
2020/12/04

フリーランスの保育士って?」でご紹介したフリーランス保育士。
待機児童問題にも一役かっていますが、フリーランス保育士ですが、実際に保育施設などに籍をおかず、フリーで働くことのメリットやデメリットはあるのでしょうか。
こちらではフリーランス保育士のメリットやデメリットをご紹介しましょう。

フリーランス保育士のメリット

●保育士として成長できる

フリーランスの保育士が保育施設で働いた場合、クラス担任でも担当があるわけでもないので、各クラスのサポートから事務作業、雑務までさまざまな業務を行います。
クラス担当をもっていると自ずと担当の月齢・年齢の子どもたちとの関わりに固定されていきますが、フリーランスであればそれがありません。
さまざまな年齢の子どもたちと関わりながら保育のサポートができるのです。
そのため各年齢毎の保育の仕方やサポートの仕方が適切かを多角的に学ぶことができます。
また、保育施設で働かずベビーシッターとして従事する場合、依頼を受けたご家庭での保育になるので出会う子どもたちも保育環境も毎回変わります。
子どもたち一人ひとりに近い存在として寄り添うことができるので、その特徴を見つけたり、特徴に合わせた保育サービスを提供したりするためにスキルアップをしなければいけません。
そうして勉強しているうちに保育の質を上げながら自分の理想の保育をみつけることができるでしょう。
保育に関するさまざまな知識や経験を積むことが可能になります。

●自分次第で収入増が見込める

保育施設に在籍して働く働き方と、個人事業主になって自身で開業する働き方があるフリーランス保育士。
ベビーシッターなど個人事業主として開業した場合、自分で給与を決めて、仕事の取得も自分で行わなければいけません。
つまり保育の依頼が多ければ多いほど高収入を目指せるのです。
専門の知識を増やし、スキルを磨いて信頼を得られれば依頼者を増やすことが可能になります。

●仕事後プライベートが両立しやすい

前述通りフリーランス保育士は個人事業主として働くことになるので、働き方も自分次第です。
自分の都合に合わせて時給だけでなく勤務時間も決められるので、時間に縛られずに働くことができます。
もちろん依頼者あってこそですが、一般的な保育士として働くよりは仕事とプライベートの両立もしやすくなるでしょう。

フリーランス保育士のデメリット

●収入が安定しない

フリーランスの働き方は、自分都合で勤務時間が決められるのですが、自分次第の収入になるので、毎月同じくらいの収入があるということが難しくなります。
保育士やベビーシッターの人材派遣会社に登録せず、ご自身で開業する場合は特に収入が安定しません。
仕事を自分でとってくるか、依頼者次第になるからです。

●責任が重い

ベビーシッターとして働く場合、依頼者の自宅に出向いて保育を行います。
そのため保育環境が毎回異なることになるので、保育をする上で注意する点が変わってきます。
子どもになにかあった場合、管理責任はすべて自分自身にかかってくるのでその責任は重いでしょう。
また、依頼者の件数が多いとスケジュールもつまり、「ゆっくり休む」という時間が作れなくなる可能性もあります。