就職・転職丸わかりガイド
保育士資格試験で筆記試験を合格された方は実技試験の追い込み時期ですね。
新しい保育士さんの誕生とともに転職を考える保育士さんも増えてくる時期です。
こちらでは転職活動をする保育士さんが円満に退職するため、在職中の保育施設に伝える退職の理由についてご紹介します。
できれば円満に退職したい
離職率が高い保育士とはいえ、人材不足の保育施設では一人でも離職すると大変になってしまいます。
退職の旨を伝えることでトラブルが発生することもあるでしょう。
できれば円満に退職したと誰もが思いますが、どのように退職理由を伝えたらいいのでしょうか。
円満退職のポイント
●ネガティブな退職理由を言わない
保育士の退職理由として多いのは人間関係や待遇の面。
本音はネガティブな理由の方が多いでしょうけれど、避けるのがベターです。
人間関係の辛さや保育士の待遇面、向き不向きなどの理由を伝えると保育施設側に言いくるめられてしまう可能性があります。
●退職理由をはっきり言わない
ネガティブな退職理由のためはっきりとした回答を言わずに「どうしたいのか」という質問をかわしていると「辞めたい」と言っているだけと受け取られてしまいます。
簡潔に、退職の意志が強くあることを伝えることが大切です。ネガティブではなく前向きな退職理由を明確に伝えましょう。
本音と建前を使い分けつつ慎重に
上記の通り退職理由は簡潔に伝えつつ保育施設が納得できるものを慎重に明確に伝えることが大切です。
●家庭の事情
結婚や妊活、介護や配偶者の転勤などライフステージの変化による理由です。
該当しないのにこじつけてはいけませんし、園側が改善すると伝えてきた場合は「自分自身の意思」による退職であることを強調する必要があります。
●ステップアップ
どうしてもチャレンジしてみたい仕事が見つかったと伝えましょう。
もちろん異業種でもかまいませんし、在籍中の園にないカリキュラムに挑戦したいということであれば納得してもらえるでしょう。
●健康上の理由
体調不良や持病の悪化などの理由です。保育士は腰痛は胃痛など持病をもつ方も少なくありません。
そのため納得してもらえる可能性はありますが、引き止められる可能性も。より働きやすい環境に身をおきたいことをしっかり伝えましょう。