保育のお仕事パーフェクトガイド

保育士から転職する際の現実

やりがいをもって始めた保育士ですが、実際に就職してみると様々な理由で転職を考える機会が訪れる事はゼロとは言い切れないのではないでしょうか。
こちらでは保育士が他の職種に転職を考えた際の問題についてご紹介します。

保育士から他職種への転職は正直難しい

他職種から保育士へのは企画的容易と言われていますが、逆は実は難しいのです。
なぜなら、保育士は万年人手不足の為求人は多く、一年中募集が途切れないのが現状ですが、逆はそうとも言えません。
そして、保育士になるために高卒後専門学校で学び、資格を取得した際、保育士以外の職種では最終学歴は高卒とみなされることが多く、せっかく勉強したことを評価してもらえない傾向にあります。

保育士としての経歴があり、社会人としてきちんと働いてきたにもかかわらず、あまり評価がされない理由は保育士が特殊な職業というイメージがあることが挙げられます。

 

保育士から転職しやすい他職種

・カスタマーサポート
・コールセンター
・サービス業

保育士から転職しやすい職種はやはり対人スキルが必要なカスタマーサポートやコールセンターなどでしょうか。
ただし、お相手の話を上手に聞き、対応ができるだけでは仕事になりません。基本的な事務やパソコン操作なども必要です。
また、一般事務より保育士の採用率が高い可能性のある仕事としてはアパレルやアミューズメントなどのサービス業が挙げられます。
但しサービス業は土日祝の出勤が多く、夜も遅くなることから子どものいる主婦が働くには大変です。

 

保育士の資格とキャリアを活かせる職業

■保育ママ
自宅で子どもを預かるお仕事です。幼稚園より拘束時間が短く、また一人で対応する子供の数も少ない事、そして自治体からの援助があることから収入面でも魅力があります。

■病院内保育施設・病児保育
その名の通り病院内や病院に併設された保育施設で病気の子どもや入院中の子ども、一般保育園に戻るにはまだ不安の残る病後の子どもの保育をします。
保育士の免許が必要で、ニーズも多いので注目の職種です。

■介護職
介護職も保育士と同じく万年人手不足の職種です。
多くの場合保育士と仕事内容や基本理念が共通するため採用されることが多いと言われています。