保育のお仕事パーフェクトガイド

保育士は学童保育でで働きやすい?

保育現場だけが保育士が活躍できる場所ではありません。
保育士の資格をもち、保育の現場を知っているからこそ選択すればメリットのある職業もあるのです。
こちらでは保育士が学童保育で働くメリットをご紹介しましょう。

学童保育の支援員という働き方

学童保育のお仕事は、宿題をするように促したり、おやつを提供したり、子どもたちと遊んだりすることが主な仕事になります。
保育施設で外遊びといえばお散歩や遠足などになりますが、学童であれば小学校の長期休暇に合わせたイベントやかけっこ、鉄棒などの体育に関する補助など、支援員が提案したり、保護者会から提案があったりした活動を行うことになるでしょう。
子どもたちは習いごともあるので、遅れないように誘導したり、経験があることであれば教えてあげたりすることもあります。
また、おやつを作ったり、絵本を読んだり、保護者の送り迎えに対応したりと保育士経験を活かすことも。
保育士資格をもっていれば、面接の時にも重宝されますし、幅広く活躍できるでしょう。

保育士が学童保育の支援員として働くメリット

●基本的には子どもに接する仕事である
保育園など小さな子どもたちをお世話することに疲れてしまって転職を考えているけれど、子どもは好き・子どもと関われる仕事がしたいという方にとってまったく子どもとふれ合えない仕事は辛いものです。
その点年齢層はすこし上がるとはいえ、子どもたちのお世話をする基本は変わりません。
子どもたちに接する基本ができているので保育士にとっては働きやすいでしょう。
●手間がかからない
保育施設は早番や遅番があるなど変則勤務が多いもの。
学童保育であれば長期休暇や土曜保育以外は子どもたちはお昼をすぎ、夕方にならないと施設にきません。
そのため支援員の出勤時間も割と遅め。
園で働いていた頃朝がつらかった方にはぴったりの働き方でしょう。
また、こちらが1からしつけていかないと成長をみられないということがなく、同じ6年間でもより子どもの成長する姿がみることが可能です。
おむつの交換や着替えなどはほとんどなく、シーズン後とに置き服を替える程度なので日常のお世話に手間がかかりません。

今後求められていくこと

これまで教育的要素や社会性を磨くことなどをさほど求められていなかった学童保育。
連絡帳自体はありますが、ほぼ保護者とのやりとりに使われる程度で特に指導案や月案、などの作成も必要ありませんでした。
しかし、今後は教育的要素が学童に求められていく可能性があります。
保育園の増加とともに学童保育の増加も急務です。
その中で単に預かるだけで無く、預かりの時間に教育やしつけを求められるようになるのも自然の流れでしょう。
子どもたちが社会で活躍できるベースを作っていくこともやりがいにつながります。
保育士資格を持っているのであれば重宝されるでしょう。