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退職代行サービス利用のメリットデメリット
2022/03/07

退職代行サービスと利用すべき保育士」で退職代行サービスについてご紹介しました。
辞めたくても辞められない保育士のためのサービスになりますが、やはりメリットとデメリットがあります。
こちらでは退職代行サービスを利用するメリットとデメリットについてご紹介しましょう。

保育士が退職代行サービスを利用するメリット

保育士という職業だからこそ感じるメリットがあります。

人間関係を気にせず退職が可能

離職する保育士が「人間関係の難しさ」を理由にあげていることは少なくありません。
保護者とのやりとりや園児との関係、先輩保育士やリーダー、主任、園長といった管理職との関係と保育士が負担に感じる人間関係はさまざまです。
仮に目上の職員との関係がうまく行かずに悩んで退職を決意した場合、退職を切り出すのはかなりのストレスになるでしょう。
そんなときに退職代行サービスを利用することで職場の人に合わずに退職することが可能なのです。
園側に対応しなければいけない場合もありますが、少なくとも一番ストレスとなる状況からは脱することができるでしょう。

引き止められても代行してくれる

人間関係が良好であればなおさら退職時に引き止められる可能性があります。
子どもたちや保護者のことを考えて「3月までいてもらわないと困る」「今辞められると保育が回らない」など引き止められることは多いでしょう。
本当に辞めたい、すぐに辞めたいと考えている場合は引き止めてくる園側と交渉が必要になります。
自分だけで行っているとはぐらかされたり話し合いの時間を作ってもらえないこともあるでしょう。
しかし弁護士や労働組合法人が運営している退職代行サービスであれば、そういった交渉も応じてくれます。

早期退職が可能

民法第627条に「雇用の期間に定めがないときは、解約(退職)の申し入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する」と定められています。
退職を申し出た2週間に年次有給休暇を利用すれば早期退職が可能なのです。
極端な話になりますが、有給休暇が2週間分残っていれば、退職を申し出た日に即日退職できるということになります。
労働者には「労働の自由」があります。そうした極端な例でも代行サービスを利用するとできるのです。

保育士が退職代行サービスを利用するデメリット

有給消化ができない場合

上記の通り有給休暇が2週間分残っていればその期間を利用して申し出から即日早期退職ができます。
しかし、年次有給休暇が2週間分ない、有給休暇を消化してしまって2週間以上の日数がない場合はその期間出勤しなければいけません。
どうしても出勤したくない場合は欠勤扱いできるか確認しておく必要があります。

引き継ぎがある場合

後任の保育士や保護者、子どもたちを不安にさせないためには仕事の引き継ぎは重要になります。
退職代行サービスで園側に伝えられる内容であれば言伝られますが、直接後任の保育士に伝えなければならないような大切な引き継ぎがある場合は注意が必要です。

いかがでしょうか。
ご自身が利用したいと考えたときにデメリットをしっかりと確認して利用を検討するようにしてください。