保育のお仕事パーフェクトガイド

保育士の残業事情

保育士は時間外労働が多いとよく言われますが、残業や時間外労働の現状はどうなっているのでしょうか?
こちらでは保育現場の残業にスポットを当ててご紹介します。

保育士の残業の現状は?

保育士の残業は平均して一日1~2時間と言われています。
これを多いか少ないかと考えるのは人それぞれですが、多くの場合残業代は出ないことが殆どである事。
また、イベント前には2時間以上に及ぶ場合や、子どもや保護者のイレギュラーな対応などで予測できない残業が発生する可能性が大いにあります。
一般的なサービス残業として許容できる範囲は一日1時間及び30分以内との意見が多い中、2時間以上というのは少し頭を抱えるのではないでしょうか。

 

持ち帰りの仕事って?

近年の従業員の勤務状態について厳しく言われるようになった反面、仕事時間内で終わらすことの出来なかった仕事を持ち帰ってしている保育士も多いのが現状です。
もちろん個々の判断ですので持ち帰り分の手当などは出ない事が殆どです。
また、一度持ち帰りをしてしまうと作業がどんどんズレて恒常化していく危険性をはらんでいるため、勤務時間内にどうしても終わらせられない仕事量の場合は上の役職の保育士に相談し、自分で働きやすい環境を作ろうとすることも重要です。