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保育士になるには

保育士試験を通信で勉強するメリット・デメリット
2024/09/05

保育士資格を取得するためには、大学や専門学校での学習だけでなく、通信教育を利用して学ぶ方法もあります。
通信教育は、時間や場所に制約されず、自分のペースで学べる点が魅力ですが、一方で独学の難しさやモチベーションの維持が課題となることも。
そんな、通信教育で勉強する際のメリットとデメリットを詳しく解説。それぞれの学習スタイルは、どんな人に向いているのでしょうか?

 

通信教育で勉強するメリット

時間と場所の柔軟性

通信教育の最大のメリットは、時間と場所にとらわれず、自分のライフスタイルに合わせて学習できるところ。
仕事や家庭の事情で忙しい人でも、通学の必要がないため、空いた時間を利用して学ぶことができます。家事や育児、フルタイムの仕事をしながらでも、無理なく保育士資格の取得を目指すことが可能です。

自分のペースで学べる

通信教育では、教材が配布され、学習の進め方も自分で計画できます。
理解しにくい内容は時間をかけてじっくりと学び、得意な分野はスピーディーに進めることが可能です。

学費が比較的安価

通信教育は、通学する場合に比べて学費が低く設定されていることが一般的です。交通費や通学にかかる時間を節約できるだけでなく、授業料自体もリーズナブル。
経済的な負担を抑えながら資格取得を目指すことができます。

幅広い選択肢とサポート体制

通信教育を提供している機関は多数あり、カリキュラムやサポート体制もさまざま。動画講義、オンラインフォーラム、個別指導など、自分の学習スタイルに合ったコースを選ぶことができます。
特に、添削指導や定期的なカウンセリングを通じて、学習の進捗を確認し、適切なアドバイスを受けることができる講座であれば、孤独感を感じにくい点も魅力です。

 

通信教育で勉強するデメリット

自己管理の難しさ

通信教育では、自分で学習計画を立て、進捗を管理する必要があります。
自主的に学習を進める意思と計画性が求められますが、それが難しいと感じる人にとっては、モチベーションの維持が課題となることがあります。計画が遅れると、学習の遅れが積み重なり、資格取得までの道のりが長く感じることもあるでしょう。

対面での指導が少ない

通信教育では、基本的に一人で学習を進めるため、対面での指導やクラスメートとの交流が少ないのが一般的。質問や疑問がすぐに解決されない場合があり、独学で解決する必要が出てくることもあります。
特に、実技や実習が必要な内容については、対面指導の方が理解しやすい傾向にあります。

コミュニケーション不足

通学型の講義に比べて、講師や他の受講生との直接的な交流が少ないため、情報交換や学びの共有が難しくなることがあります。これにより、モチベーションが低下しやすく、孤立感を感じることもあるかもしれません。

 

どんな人に向いているか?

通信教育は、自分で学習を進めるための強い意志と計画性が求められるため、自己管理が苦手な人には向かない場合もあります。また、対面での学習や実習を重視する人にとっては、通信教育だけでは物足りないと感じることもあるでしょう。
一方で、時間や場所に制約があり、通学が難しい人にとって非常におススメ。例えば、フルタイムで働いている人、育児や介護など家庭の事情がある人、自分のペースで学びたい人に向いています。
通信教育を上手に活用しながら、保育士資格の取得を目指していきましょう。