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保育園に行きたくなくなったときの対処法
2020/08/21

保育士として働き続けている以上、どうしても仕事に行きたくないと思う日がきます。
だれもが通る道です。
保育士としての仕事は楽しいし、子どもたちはかわいい。
けれどそれ以外のさまざまなことでストレスや悩みが多いのです。
保育士全体の8割以上が「保育士の仕事を辞めたい」と思ったことがあるという統計も出ています。
では、保育園に行きたくないと思う理由はどういったものなのでしょうか。またその対処法をご紹介しましょう。

保育士が保育施設に行きたくなくなる理由

「保育士の仕事」が嫌で行きたくないのではなく、「在籍している職場環境」が嫌という理由がほとんどです。
●園長や主任保育士、同僚と合わない
先輩保育士との関係が上手く築けず嫌になってしまう。
●保護者とうまく連携できない
個別対応でのやりとりで意思疎通がなかなかできずに摩擦が生まれてしまう。
●モンスターペアレンツをかわせない
理不尽な要望やクレームに毅然とした態度がとれない、笑顔でいなせない。
●特定の子どもとうまくいかない
あからさまに嫌われている。自分にだけ懐かない。
●保育自体に自信がなくなった
子どもたちをうまく誘導できなくて、保育士として、指導者として先行きが不安。
●職場全体がギスギスしていて居心地が悪い
職員室に入りたくない、保育室での情報共有の時間が苦痛など。
●残業や持ち帰り作業が多く、心身共に疲れている
保育園の方針で壁装飾やイベントの小物は全て保育士が作成するなど、残業続きの上持ち帰り仕事で睡眠時間が削られる。

保育士が保育施設に行きたくなくなった時の対処法

保育士という責任ある立場から、どうしても無理をして仕事に行く人がほとんどです。
もちろん踏ん張ることでうまく行くこともありますが、心身共に大きな負担がかかっていることを忘れてはいけません。
●休職を考える
どうしても辛い時には休息することを考えましょう。精神的に不安定になっていることを職場に伝え、一時的に休むことが可能か考えてみてください。
真面目で責任感がある方ほど罪悪感を感じてしまうものですが、まずは心身共に健康になること、自分が休むことによってひいては子どもたちのため・園のためになると考えましょう。
●信頼できる人に相談する
職場に相談できる人がいる場合はその人に正直に相談しましょう。職場にカウンセラーが所属している場合や保育士のキャリアコンサルタントが利用できる場合は活用することをおすすめします。特に職場内でのパワハラや人間関係の事情で辛い時には心強い味方になってくれるでしょう。
人に相談することで自分が何に悩んでいるのか、どういったストレスをためこんでいるのかが客観的に見えてくることもあるので、相談をするということはかなり有効な対処法です。
●転職を視野に入れる
悩んでいると視野が狭くなります。あなたの世界は今の職場だけではありません。保育士の求人はたくさんありますし、保育士資格を活かして働く方法は保育施設にとどまりません。ひどく精神を傷つけて、心だけでなく体まで不調を来す前に転職を視野にいれて考えてみましょう。