就職・転職丸わかりガイド
新型コロナウイルス感染拡大防止による外出自粛期間中や休業要請による閉園、給与カットにより保育現場を去らざるを得なかった方や、現在就職活動・転職活動中の方が必ず考えなければならない「志望動機」。
新卒でもブランクがある方でも経験が浅い保育士でもベテランの保育士でも
どういったバックグラウンドがあったとしても抑えておきたい志望動機に書くべきポイントがあります。
今回は保育士経験5年以上や転職経験が2回以上あるベテラン保育士が「採用したい」と思ってもらえるようなポイントをご紹介しましょう。
■ベテラン保育士に求めているもの
保育士経験が5年以上ある保育士はベテランの域に差しかかります。
また、転職経験が2回以上ある保育士もベテラン保育士として即戦力として扱われるでしょう。
そういったベテラン保育士には、どういった人材が求められ、採用されているのでしょうか。
ベテランの保育士に求められるものは、保育に関するノウハウ、マネージメント経験や他の保育士をまとめる資質があるかどうかです。
転職経験が多い場合は、転職理由はほぼ確実に問われるでしょう。
転職後の活躍ぶりや対応力、保育士としての資質が求められます。
■ベテラン保育士のアピールポイント
これまでの経験を活かして、どのように園に貢献できるかを採用担当者にイメージしてもらえるようアピールします。
●以前の保育士経験
保育士として働いた勤務歴
何歳の園児を担当していたかやクラス担任だったかなど
●これまでの具体的な取り組み、経験
即戦力につながる経験であることはもちろん、独自の取り組みを行ってきたこと
●管理職を考えている場合、目指そうとしたきっかけ
より具体的な管理職になろうと思ったきっかけを明記
●転職をした理由
転職経験が2回以上ある場合、転職理由とそれを活かして今後どのように貢献していきたいか
■ベテラン保育士の志望動機の書き方
●現在の保育士経験を盛り込む場合
現在の職場で任せられている経験を具体的に記載します。新人保育士の育成に力を入れていることや細やかにコミュニケーションを取って保育士をとりまとめていることなど。
現在の保育園では叶わないことが転職後叶うことを期待していることを盛り込み、採用された場合にはどのように貢献していこうと考えているか具体的に書きましょう。
●転職理由を盛り込む場合
キャリアップやライフスタイルの変化などによる転職理由と保育士の仕事を続けていたことから書き出します。
このことから保育の仕事に力を入れていて、さまざまな経験をしてきていることが相手に伝わるでしょう。
これまでの経験から今後どういった保育士になっていきたいかを盛り込みながら、園に貢献していきたい旨を盛り込めばOKです。