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保育士研修どんなもの?1
2020/04/25

深刻な待機児童問題への対策がさまざまな観点から打ち出されていますが、どうしても保育士不足は否めません。
保育士の増員・保育士の質向上のためにたくさんの研修も設けられています。
保育施設によってもいろいろな特色がありますが、一般的な保育士研修がどのようなものかご紹介しましょう。

新人研修

春になり、新卒で保育士や幼稚園教諭になった方も多いでしょう。
潜在保育士やブランクがある方も年度初めは保護者や園児になじみやすいので入職する方が多いはず。
そんな、その年に入社した新人保育士を対象とした研修です。
年度の初めから1年を通して行われることもあります。
実施する機関によって、保育技術に関することや子どもの発達に関することなど内容はさまざまです。
園外の新人研修への参加を必須としている園も少なくありません。

園・保育施設見学

上記新人研修と同じく、園外研修になります。
自分が働いている保育施設以外の保育園や児童養護施設などを見学する研修です。
それぞれの保育施設が行っている保育を自分が働いている園と比べながら見学していきましょう。
参考になることがたくさんあるので、よい面を取り入れられるようにぜひ参加をおすすめします。
業務効率化や転職の際の参考にもなるでしょう。

園内研修

保育施設によっては、園内の研修に力を入れています。
自分が行っている保育を他の保育士・先生にみてもらい、意見を聞く研修です。
普段一人で保育を行っていると意識していないところで気付くことができないウィークポイントがあるもの。
子どもたちの何気ない行動や言葉がけなどで自分の保育を見直すことができるよい機会です。
自分の保育を評価されるとなると緊張しますが、できるだけいつも通りの保育を心掛けましょう。
自分のよい点はもちろん、悪い点も素直に受け入れて改善することが大切です。

保育法に関する研修

専門の保育方を取り入れている保育施設では、その専門の研修への参加が必要になることもあります。
ヨコミネ式や鈴木式といった保育法のことです。
それぞれ保育法の実践を見学、説明を聞くなどする研修で、自分の園でも取り入れていくことが求められます。
園の基本保育方針になるので、保育法研修は新人からベテラン保育士まで参加し、自分の取り組みを発表することも。
研修に参加する前に自分自身の園での取り組みやその教育法を活かした活動をして、どのような結果がでているかなど把握しておくことが大切になります。

新制度導入に関する研修

近年待機児童問題解消のために政府が行っているさまざまな施策により新制度が導入されています。
その新制度導入に伴う研修です。
保育士の待遇改善などによる新制度が導入されると園の運営に関することの研修も行われます。
こういった研修は園長や施設長、主任保育士など運営にも携わる方が参加することが多いです。
管理職側が研修に参加し、その内容を全職員に研修報告として伝える園が多いので、理解をし、新制度導入について理解を深めるようにしましょう。
ひいては転職やスキルアップ、キャリアップにつながってきます。