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寝かしつけのコツとは01
2019/05/25

GWが明けて2週間。今年は10連休もあって子ども達の園での慣らし保育もまた振り出し。。といったクラスもあったのではないでしょうか。また、お昼寝ではまだまだすぐに寝てくれない子ども達も多々いることと思います。
本日はそんなお昼寝での寝かしつけについてご紹介致します。
 

保育園でのお昼寝の意味

0~2歳の子ども達は身体の機能が著しく向上する時期のため。午前中からよく動き、たくさん遊びます。保育園でお昼寝をさせるのは、まだ体力のない子どもの体や脳を休ませてリラックスさせるためです。また、睡眠をとることは体力の回復だけに留まりません。「集中力」「記憶力」も高めます。寝ることでリフレッシュし、集中力が維持されるとともに、午前中の遊びや覚えたことの記憶を整理します。
寝る子は育つといいますが、睡眠は子どもの心身の成長、脳の発達にとても重要です。お昼寝は「毎日同じ時間」にさせることで子どもの「生活リズム」も作っていきます。

子どもの睡眠にも個人差がある

お昼寝は大切なことといえますが、睡眠には個人差があります。すべての子どもがすんなりとお昼寝をするわけではありません。なかなか寝てくれない、寝てもすぐ起きてしまう、抱っこから降ろすと起きてしまう、ぐずって泣き止まない、周りの子も起きてしまうなど様々なケースがあります。
成長するにつれ、お昼寝が必要でなくなる時期もきますがそれまでは子どもの個性に合わせた寝かしつけのコツをつかむことが必要です。

寝かしつけるテクニックとは

子どもを寝かしつけるときには「ここにいるから大丈夫だよ」と子どもを安心させてあげることが大切です。保育園での寝やすい環境づくりや寝かしつけのテクニックについてご紹介します。
〇音楽・オルゴール・子守歌
ゆっくりとした音楽やオスゴールを流してリラックスモードにします。音楽以外にも子守唄も効果的です。子どもが安心するような子守唄を静かに歌って心地の良い音を聞かせてあげましょう。そうすることで、眠りを誘いぐっすりと眠ってくれます。

〇添い寝、耳元で呼吸を合わせる
子どもはよく知っている人の声や体温、心音に安心します。ただ子どものそばにいて、目を合わせてあげること、カラダに触れて添い寝してあげることで寝ることができる子もいます。子どもの呼吸のタイミングに合わせて耳元でスースーと寝息のように囁いてあげながら徐々にボリュームを落とすと寝る子が多いです。

〇背中をトントン・眉間をマッサージ
子どもの呼吸に合わせて背中をトントンしたり、さすってあげます。その他、手をにぎにぎしてあげるなど優しくボディタッチすることでぬくもりを感じさせます。また、頭を撫でてあげたり、額から眉毛をさすると目を閉じやすくなり眠りを誘います。さらに、眉間に円を描くようにくるくると撫でると寝てしまう子もいます。こちらもトントンやさするはやさを徐々に遅くしていくことも効果的です。

〇抱っこ・おんぶ・おくるみ
ぐずったり、泣いている子は寝かせたままにせず、抱っこやおんぶをしてあげます。全身をおくるみやタオルで包んであげることも効果的です。おくるみなどに包まれることによってお母さんのお腹の中にいたときの体制と似たような感覚になるため、安心して泣き止むことも多いです。また、くるむことで布団に寝かせたときの目覚め防止にもなります。

〇絵本やお話
お昼寝までのルーティンをつくることも大切です。排泄を済ませたら、静かに絵本やお話しをはじめ、部屋を暗くする。子ども達が寝る時間なんだなと感覚でつかむようになります。また、耳元で静かにお話をしてあげたり、保護者と家出の様子を相談して子どもの睡眠のルーティンを確認しておくのも良いです。中にはタオルやぬいぐるみを抱いていると眠りやすい子もいます。