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就職・転職丸わかりガイド

保育士資格を活かせる仕事とは?
2018/05/19

保育士の資格を活かせる就職先は実は保育園だけではありません。
近年の保育士不足による待機児童の増加や両親が共働きにより子供の面倒を見る人がいないといった問題を改善しようと、保育士資格保有者が活躍できる仕事や職場は広がりつつあります。
こちらでは保育園以外で保育士資格の保有者が活躍できる職場についてこちらではご紹介します。

保育士資格を活かせる仕事とは?

保育士資格を取得する際、乳児院や障碍者施設などに一定の期間研修に言った覚えはないでしょうか?
実はこのような施設は保育園と同じように保育士資格を活かして働くことができる職場です。
こちらでは代表的な物をご紹介します。

乳児院

以前は孤児や捨て子を独り立ちの出来る年齢まで育てる「孤児院」と呼ばれる施設でしたが近年では病気や経済的な事情や年齢など何らかの事情があって子どもを育てることができない親が乳幼児を預け、育てる施設になってきています。
乳児院はそういった子どものなかでも、原則として1歳未満の乳児を主に育てる施設です。

児童養護施設

児童養護施設は乳幼児より育った年齢の、虐待や経済状況や死別など何らかの事情で両親と一緒に暮らすことのできない子どもを預かり育てる施設です。
児童養護施設(乳児院含む)は24時間子どもたちが生活する場所ですので当然夜勤もあります。
子ども達もさまざまな要因を抱えるため、心のケアや対応には気を配らなければいけません。
とても大変な仕事ですがしかし給与面では一般的な保育園よりは高額である場合が多いようです。

病棟保育士

病棟保育士は病院に入院している子供の保育を行うことが仕事です。
主に小児病棟に勤務することが多く、医療保育士とも呼ばれています。
プレイルームで一緒に遊んだり、動く事ができない子どもには病室まで赴いて保育をします。
医療保育士として必要なことは各子どもの病状を把握して理解を深めることです。2007年には「医療保育士」という認定資格が日本医療保育学会より発行されるようになり、今後、病棟保育士の専門性がますます求められるようになっています。

介護施設

高齢化が進み日本では「幼老複合施設(介護施設内併設保育所)」と呼ばれる施設が多く建てられるようになりました。
これはいわゆる「老人ホーム」と呼ばれている施設で、様々な事情で自宅での介護が難しい高齢者を介護士が介護する施設です。
介護施設も病棟のように24時間いつ仕事があるかわからないことから夜勤が必須な職種です。
介護施設で働く介護士が自分の子どもを預ける保育施設が併殺されており、介護士としてではなく保育士として働く事になる場合もあります。