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プール遊びで気をつけること
2022/07/08

プール遊びのシーズンになってきました。
初めてプールで子どもたちを見守る当番になった保育士の方もいらっしゃるでしょう。
こちらでは子どもたちの安全を守るためのチェックポイントをご紹介します。
ぜひ参考にされてください。

安全点検チェックポイント

子どもたちが楽しく遊べるよう事前チェックをしっかりしておきましょう。

●プール設備
・プールにひび割れ等の破損がないか
・塗装のはがれや部品の劣化、サビ等はないか
・排水溝の蓋の固定など吸い込み防止の措置は十分にできているか

●遊具の点検
・浮き輪などの遊具に破損や劣化がないか
・小さな子どもが飲み込めるサイズのものはないか
・プール遊びの後の乾燥や除菌が万全にできているか

●保健室や処置室までの道のり
・プールの場所から怪我をした時などの処置をする部屋まで裸足で歩く場所に危険なものがないか
・濡れて滑りやすくなると思われる場所にすのこや足ふきタオル、ゴザなどを敷く準備ができているか

●休憩場所の設置
日よけを設置するなど、熱中症や紫外線の対策は十分に行われているか

政府からも以下のように指針が伝えられています。
「管理・運営面においては、管理体制の整備、プール使用期間前後の点検、日常の 点検及び監視、緊急時への対応、監視員等の教育・訓練、及び利用者への情報提供が必要である。」
《引用》文部科学省・国土交通省「プールの安全標準指針」

チームワークで見守る

プール遊びの際は保育士を始めとするスタッフ同士でしっかりと打ち合わせをして子どもたちが楽しく過ごせるようにチームワークで見守りましょう。

●目を離さない

プールの見守りは2人以上の保育士でおこないます。
ものを取りに行ったり子供たちに話しかけられたり等の理由でプールから離れてしまうと言うことがないように、麦茶や紙コップ、ティッシュなど必要なものは手の届く範囲にしっかりと準備しておきましょう。
子どもが溺れる時は意外と静かなものです。目を離さないようにこまめに人数を確認するようにしましょう。

●熱中症に注意

プール遊びは意外と汗をかきますこまめに気を歯茎を入れて水分補給をし熱中症に気をつけましょう。
保育士自身も熱中症にならないようにこまめな水分補給が大切です。帽子をかぶり日差しを避けるようにしましょう。

●短時間で切り上げる

小さなお子さんは長い時間プールに入っていると体温が下がってしまいます。寒そうな様子が見られたら早めに上がらせて休憩させましょう。
プールから上がる際にはチームワークが大切です子供たちを順番に出して体を拭いて着替えの援助をするなど多くの手が必要になるからです。
こういった忙しくしている時間帯に事故が起こりやすいので先に人手が欲しい時間帯を具体的に他のスタッフにも伝えておきましょう。

プールの後は体が冷えています。
上がり湯を浴びれる場合は良いのですが、体を拭いてすぐ着替えさせる場合は冷房切るか設定温度を上げるなどしてプールから上がった子たちが体を冷やさないように配慮してください。