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保育施設でできるSDGs
2022/03/15

SDGsをご存知でしょうか。
保育士の中にはSDGsに取り組んでいる保育施設に就職を希望している方が増えています。
ICTシステムでの業務軽減による保育の質向上や、地域の福祉施設や小学校などとの交流といった園の運営に関わる取り組みもありますが、身近なことで子どもたちの成長を図りながらできる取り組みもあります。
こちらでは「保育の現場におけるSDGsへの取り組み」に関する実態調査(株式会社明日香)を参照に、保育施設で取り組めるSDGsについてご紹介します。

SDGsとは

「エス・ディー・ジーズ」はSustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」という意味です。
17個の目標があり、2030年までに達成を目指しています。
その中でも「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「15.陸の豊かさも守ろう」などは、保育施設でもかなり関心度の高い目標と言えるでしょう。
「飢餓をゼロに」は食育、「質の高い教育をみんなに」は質の高い環境を整えたり、さまざまな体験をさせること、「ジェンダー平等を実現しよう」は男の子も女の子もともに仲良く平等にすごせる環境を整えることや、男性、女性保育士など差別をしないこと、「陸の豊かさも守ろう」は園庭に緑を増やしたり、子どもたちと一緒に育てたりといったことで目標を達成できます。

保育施設で取り組めるSDGs

実際に現役の保育スタッフが行っているSDGsの取り組みです。
すぐに取り入れることができるものもあるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
●ペットボトルや牛乳パックなどを使って工作をする
●リサイクルできるものを集める
●外国への古着を送る団体への協力
●地域の高齢者施設との交流
●いつも利用する公園を子どもたちと清掃
●園庭や公園で自然と触れ合う体験をする
●食べ物の大切さを伝える
●給食を残さなくていいように、心配な子には先に量を減らすように声をかける

いかがでしょうか。
子どもたちもテレビなどでSDGsの言葉の響きは知っています。
数字や言葉にふれる意味でもカラフルな目標のロゴを飾ってみてもいいですね。
エコの活動や子どもたちの成長を促すためや地域貢献のために自然とSDGsに取り組んでいたという保育施設も多いでしょう。
今後もそういった取り組みを行っていくことやこれまでの実績などを保育園のサイトなどから発信することも目標達成への取り組みと言えます。