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「手ぶら登園」をご存知ですか?
おむつを使用している子は保護者が保育施設のルールに則って名前を記入したおむつを持参します。
一人ひとりのおむつを保護者から受け取り管理する保育士の負担は大きいものです。
「手ぶら登園」は個人でおむつをもってこず、園側が定額制にして子どもたちのサイズに合わせたおむつを用意するもの。
おむつを持参する、交換と管理の手間といった負担がなくなり、保育士にも保護者にもメリット満載です。
おむつに関する負担
保護者が持参したおむつ5〜6枚を、クラス担任や子どもを引き受けた保育士が一枚一枚確認して個別管理して使用するおむつ。
名前を大きくフルネームで書くというルールのため、個人情報の観点から廃棄する場合も配慮が必要になります。
また、個別ロッカーで保管されていると目が話せない小さな子どもを置いておむつをとりに行かなければいけないことも保育士にはストレスです。
もちろん毎日登園の用意をする保護者にもおむつに毎回名前を書く作業は負担になります。
そういった保育士と保護者の負担を省くためにうまれたのが「手ぶら登園」です。
手ぶら登園
「手ぶら登園」はおむつを保育施設で準備します。
注文もお金の管理もすべて「手ぶら登園」に丸投げできるので、保育士はもちろん保護者の負担も軽くなるでしょう。
保護者が「手ぶら登園」を登録・契約し、「手ぶら登園」からおむつやおしりふきが直接保育施設に届きます。
枚数に関係なく定額で使いたい放題なので安心です。
もちろん保護者が契約するので同じ保育施設内でも従来どおりの方法を使う保護者もいるでしょう。
しかし数が減るため保育士のおむつの管理負担はぐっと軽くなり、おむつの着脱もスムーズになります。
保育士の業務負担軽減
「手ぶら登園」に関して利用している保護者からは「便利」という声が多く、クレームは今の所ありません。
保育士はサイズを確認しておむつを用意しサッとおむつをかえるだけなので、業務負担が減り、その時間を子どもたちの保育に専念できるようになります。
保護者が「手ぶら登園」に登録・契約したことで業務負担が軽減されているため、その分を保育で返すという気持ちから保育の質も高まるのです。
保護者に登録・契約してもらうには、おむつを持ち込む際の保護者の負担と保育士の負担について説明し、「手ぶら登園」の費用対効果など保護者のメリットを伝えるとスムーズでしょう。
また、保育士の業務負担軽減につながることで、より絵本を読んだり遊んだりといった子どもたちのためになる時間が増えるという案内もするとよりメリットを感じてもらえます。
現在おむつの管理を負担に感じているのであれば、保護者に検討を促す余地があるのではないでしょうか。